交通事故問題を弁護士に依頼するメリット

「交通事故に遭ったとき、誰に相談したらいいんだろう…？」

 

交通事故に遭いますと、次は何をすればよいのかが分からずに、不安な気持ちになる方も多いようです。こういうときに、専門家に相談できれば心強いものです。

 

もっとも、弁護士に相談できるとしても、相談にどのような意味があるのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。

以下では、交通事故問題を弁護士に依頼するメリットをご紹介します。

 

各場面での適切な行動をとることができる

交通事故の被害に遭ったら、各段階で適切な行動をとるために「知識」が必要です。

交通事故問題を弁護士に相談・依頼していますと、適切に行動できますので、知識不足によるリスクを大きく減らすことができます。

 

たとえば、病院に１度だけ通った後に、自宅の近くの整骨院にのみに半年近く通っていたという方がいらっしゃいました。

しかし、裁判所の考え方に従いますと、このような場合、整骨院の施術費を加害者から受け取ることは難しいと言わざるをえません。それどころか、治療期間を１月程度と判断されてしまうおそれさえあります。

裁判所は、原則として、整骨院の施術を治療と考えていませんので、病院への通院が終了した時点で治療が終了したものと判断するからです。

 

いかに交通事故を得意とする弁護士でも、時間を巻き戻すことはできません。

間違った行動をしてしまう前に、弁護士にご相談をすることをお薦めします。

 

また、早めに示談金を受け取るまでの流れを把握しておきますと、安心して治療を続けられます。

 

適切な後遺障害認定

弁護士に交通事故問題を依頼しますと、弁護士が後遺障害等級認定の手続きを代行します。

 

弁護士は、「医師」ではありませんので、後遺障害の診断書を書いたり、手を加えたりすることはできません。

しかし、弁護士が後遺障害の診断書をチェックすることで、記載漏れに気付くことがあります。記載漏れについて、主治医に記載をお願いすることはあります。

 

このように、後遺障害等級認定の手続きに精通している弁護士に依頼しますと、適切な等級の認定を受けられる可能性が大きくなるというメリットがあります。

 

後遺障害等級が認められた場合は、遺失利益や慰謝料の額が大きく変わることになります。

 

示談交渉が有利になります

交通事故では、まずは、相手の保険会社と示談交渉を行うことになります。

 

このとき、弁護士に委任しておきますと、以下のようなメリットがあります。

①賠償金の増額が期待できる

②過失割合が適正になる

③ストレスから解放される

詳しくは、「保険会社との示談交渉を弁護士に依頼するべき理由」を参照ください。

 

示談が決裂しても対応可能

当事務所が依頼を受けた事案のうち、およそ９割以上は和解によって終了しています。

 

しかし、残念ながら、合意ができずに決裂してしまうこともあります。

この場合、裁判などで請求していく必要があります。

 

被害者が自分１人で、裁判に対応することは、非常に困難と言わざるを得ません。

裁判では、独特の言い回しが必要ですし、法律的な主張が求められるからです。

 

弁護士に依頼していたら、弁護士が引き続き裁判手続きを進めていきますので、安心です。

もちろん、依頼者の合意を得ずに裁判を起こすことはありません。

 

弁護士の委任と弁護士費用

「弁護士費用特約」が使える場合は、特約から弁護士費用が支払われますので、費用の心配は不要です。弁護士に相談・依頼することを強くお勧めします。

 

また、当事務所では弁護士費用特約が使えない場合は、「弁護士に依頼したときの増額分」よりも「弁護士費用」が高くつく見込みである場合は、事前にお伝えしていますので、ご安心ください。

 

交通事故を弁護士に依頼しますと、被害者が自分一人で対応するよりも大きなメリットをたくさん受けられます。

交通事故でお困りの場合、まずは、交通事故を得意とする弁護士法人フルサポートの弁護士にご相談下さい。